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「7・立ち往生再び」 4日目(11/21 Sat.) [止まったまま?] 5:30頃目を覚ますと、列車の揺れも音もない・・・ まだ止まってるの?隣の線路には、線路の敷石(?)を いっぱい乗せた貨車が止まっています。方々さんたちも 起きてきました。ここはどこなのか?我々ではわからないので、 2車両離れた美男美女の若夫婦の所に行きました。 彼らによると、昨日から止まったままで、動くまで 相当かかるらしい。その後ヒゲのボスが私の部屋に来たので 詳しく聞くと、少なくとも、あと5時間は動かないそうです。 今からフエへは、丁度1日遅れか・・・これで、フエ郊外 1日ツアーは断念か・・・。計画が、めまぐるしく 変わります(^ ^;。日にちや曜日など、何が何だか わからなくなってきました(^ ^;。 [食堂車] 朝ごはんは、食堂車へ行きました。先頭車両にあるため、 ハードベッドやシートの車両を通っていきます。 ハードベッド(3段ベッド)は、上下のベッドとの間隔が 非常に狭くてしんどそう。いや、それ以上にシート車両は きつい!この人達、ここで2泊もしてるの? 食堂車って、いつでも誰でも利用できるのでしょうか。 それとも乗務員用?私達が行った時は、乗務員ばかりでした。 注文したのは、「チキンラーメン」と全く同じ味の麺に、 牛肉とパクチーがたっぷりのったもの。なかなか 美味しかったです。7000ドンでした。お茶が飲めたのが 嬉しかった! しかし、困ったのは、翌日のハノイからの便で帰国予定だった 方々さん達です。なんとか、旅行代理店やお勤め先に連絡を 取りたいのですが、止まっていた所は、携帯もつながらない 区域でした。私の方は、なんだか開き直ってしまって・・・ もうどうにでもなれ、という感じでした。フエ->サイゴンの フライトが23日の16時なので、それに間に合うように フエに着いてくれ!という気持ちと、ここまで来たら とことん遅れてしまえー!という気持ち(^ ^;。 10:40、昼食が来ます。よかった、まだ食事続くんだ! (この食料、どこから調達してたんでしょう?こんなに たくさん積んでたのでしょうか?) おかずは、あっさりスープと高菜と豚肉の炒め物、 豚の角煮でした。角煮が美味しかった! [ヒマ・・・かな?] 当分動かないようなので、ひたすら洗濯に燃えます。 実は、お恥ずかしいのですが、関空のトイレの個室で リュックの中の整理をした時に、着替えを入れた小袋を 置き忘れてしまったのでした(^ ^;。こまめに洗濯しないと 着る物がないので、水道を片手で押さえながら、 衣類やタオルとひたすら格闘しました。4人部屋が 一応個室となったはずなのに、常に乗務員の人が遊びに 来たり寝に来たり。うーん、淋しくないし楽しいし、 情報入ってくるのも助かるけど、洗濯物、干したい(^ ^;。 鍵をかけてても、しつこくノックして入ってくる(^ ^;。 することないので、どんどん想像力が元気になって いきます。「80日間世界一周」のベトナム版とか、 「オリエント急行殺人事件」のベトナム統一鉄道版(^ ^;。 女車掌の役どころは、さしずめ、「謎の女」といった ところでしょうか? ニュースで、新幹線が雪で数時間 立ち往生とか聞くと「そんなに長時間、何してたんだろう?」と 思っていたのですが、自分が体験してみると、暑さや不潔さは 苦痛でしたが、「ヒマ」は苦痛ではなかったですね。 これは、乗務員を含む同乗者のみなさんや、駅でしゃべった 地元のみなさんのおかげです(^ ^)。 13:00頃、またまたヒゲのボスが部屋に来ました。 現在地は、ダナンまでたったの35キロ!!しかし、ここから 次の駅までの間に、3カ所の洪水地帯があり、車で 迂回することもできず、ここで止まっているしかない。 明日の朝までは動かない、ですって!またまた、頭の中で めまぐるしく数字や地名が回ります。えー、明日の朝動いて、 フエに着いて・・・頭の整理が追いつかない! なんだか、どうしても、「高級ホテル」に泊まりたくなって きました。だってお金全然使ってないし、これだけしんどい 思いをしてるんだし、誰も止める権利はないはずだ!という 訳のわからない理屈が頭から離れなくて(^ ^;。 ダナンかフエに着いたら、一番高いホテルに泊まって 一番いいレストランでごはん食べてやる!何が「−てやる!」 なのか意味不明ですが(^ ^;、暖かいお風呂と清潔な シーツとゴージャスな雰囲気を、心の底から欲していました。 乗務員数人と共にお昼寝をして、起きた頃、17:00前に 夕食(食事の話ばかりですみません(^ ^;。 食事が、唯一のイベントだったんですよ)。今まで 11000ドンだったのに、今回はなぜか10000ドンでした。 おかずは瓜のスープ、切り干し大根(?)と鶏肉、豚の角煮。 [扇風機までも!] 19:00頃、乗務員たちと部屋でしゃべってたら、 突然扇風機が止まった!エアコンが止まっている暑い車内で、 扇風機というのは、命綱のようなものなんです!思わず 大きな声で、「何これ!?列車が止まって、エアコンも 止まって、おまけに扇風機まで!?信じられない!!」と 叫んでしまいました。女車掌、いきなりの私の大声に 一瞬驚いた後、笑いながら「まあまあ、落ち着いて ヘ(^^)」。 ・・・力が抜けて、私も一緒に笑ってしまいました。 ベトナム人って、いい・・・。 19:30、部屋に、警官が来ました(その前に、ニセ警官も 来ましたが(^ ^; )。盗難を警戒して、とのこと。 地元の人が乗り込まないように警備するが、この車両以外の 人に気を許してはいけないと、強く言われました。全部屋を 回って注意していたのでしょうか。ちょっと緊張しました。 (生まれて初めて、拳銃を間近で見ました!)でも、扇風機 止まって暑いんだから、長居しないで・・・(^ ^;。 [決定!] 20:30、なぜか私の部屋で乗務員会議が開かれます (なぜ・・・(^ ^; 暑いのに)。これ以上 進めないので、翌朝、サイゴンへ戻ることに決定! ダナン方面では死者も出ており、乗客を安全に運ぶことが 第一目的なので、濡れて使えなくなった機関車を取り替える ため、翌朝機関車が来るのを待って、サイゴンへ戻るそうです。 はあー、結局フエ・ホイアンへは行けないのか・・・。 こうなったら、サイゴンの高級ホテルの高級なお風呂に 入ってやる!!とりあえず、はっきり決まってよかったけど、 それじゃあ、ハノイから帰国予定の方々さんたちは・・・? ああ、今日もこの薄汚れたお布団で寝るのか・・・。 扇風機、何とかして・・・! |
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「8・サイゴンへ!」 5日目(11/22 Sun.) [35時間ぶり!] 6:00頃目覚めると、やはり停止したままです。しかし、 今日こそ動く!今まで来た道を引き返すんだから、確実に サイゴンに着くんです!そう思うとなんだかとてもさわやかな 朝です。女車掌に聞くと、午前中には確実に動くらしい。 7:00頃、朝食が配られました。ミネラルウォーターと、 おかゆさんです。程良い塩味が美味しい!4000ドンでした。 7:30頃、方々さんたちの部屋でしゃべっていると、 若夫婦(夫)が部屋に来て、状況説明をしてくれます。 このご夫婦、本当にいい人達でした!ずっと一緒に 過ごしていながら、この時初めて、ご主人はベトナム人ではなく シンガポール人だったと知りました。おまけに 鉄道マニアだとも・・・(^ ^;。日本にも行ったことが あって、北海道までブルートレインで行ったとか、方々さんと 妙にマニアな会話で盛り上がります。彼も、とにかく泥棒の 多さを指摘して「安全に日本へ帰ることが大切」と力説して くれます。ノーテンキだった私は、気を引き締めました。 8:00くらいから、車両をつなぐような音や振動が。 いよいよかな?8:15、ついに動いた!やったー! 今回は、みんな疲れすぎていたのか、拍手は起こりません でした。女車掌に聞くと、サイゴン着は翌朝とのこと。 げっ、もう1泊この枕で寝るのか・・・ああ、お風呂お風呂 ・・・お風呂が恋しい・・・!しかし、とにかく動いたのです! 感覚ないけど、指を折々数えてみたら、実に35時間ぶり! [洪水の爪痕] 10:30頃、そろそろ飽きてきた、昼食(^ ^;。 いや、味はいいですし、出してくれるだけで感謝なんですが、 やっぱり、違う物食べたい・・・(^ ^;。方々さんの お友達が「こってりしたケーキが食べたい!」と言われるのを 聞いて、私も猛烈にこってりしたケーキが食べたくなって きました。普段はあまり好きじゃない、クリームたっぷりの 甘ーいケーキをいっぱい食べたい・・・!「渇望」とは こういうことか・・・はっ、現実に戻ります(^ ^;。 今回のメニューは、瓜のスープ、セロリのような苦い菜っぱと 豚肉の炒め物、そして私の好きなロール高菜でした。 11:45、黄色と赤・青のベトナムカラーの可愛い駅 「DUC PHO」に停車。駅裏の民家は、「床下浸水」と いったところか。20分くらいの停車かなあと思いきや、 一向に動きません。なんか、いやな予感・・・また立ち往生? ここでは、2時間止まりました。いったい何回止まるのか、 そして、いつサイゴンに着くのか? しかし、2時間の停車も納得です。歩く速さくらいの徐行に 驚いてデッキに出てみると、線路の両脇には巨大な岩が ごろごろ、斜面を見上げると、崖崩れの跡が何カ所も! これ、タイミングが悪かったら、直撃・・・!?でも、作業員は 私を見て嬉しげに「ハロー(^ ^)」と手を 振ってくる(^ ^;。うーん、ベトナム人、好きです。 「DUC PHO」から30分くらいの所にカオダイ教寺院 発見!うわー、大きくて劇画調の目が気持ち悪い(^ ^;。 ダナンで行こうと思っていたので、ここで見られて よかったです。DUC PHOからデュー・チーの間の洪水は すごかった!泥の海が、延々続きました。橋が流されたのか、 復旧工事も見ました。デュー・チーの少し手前で、山の上に 巨大な3つの像発見!あれは、遺跡ですか? [今夜で最後] 16:10、デュー・チー着。方々さん達は、サイゴンの 旅行会社と日本のお勤め先に電話をかけるため、大忙しでした。 私は、売店をうろうろ。かっぱえびせん4000ドンと、 ミネラルウォーター4000ドンを買いました。そういえば、 ここには丁度2日前の同じ時間にもいたんだなあ。あの時は 不安だったけど、もうすぐサイゴンに戻れる!ニャチャンへは、 21:00頃に着く予定で、またまた悩みます。1分1秒でも 早くお風呂に入りたい!ニャチャンで降りれば今日は きれいなお布団で寝られるけど、ニャチャン−サイゴンで また何かあったら怖いし・・・。 17:00少し前、夕食。多分これが最後の食事だと思うと、 ちょっとしんみりします。おかずは小松菜スープ、 切り干し瓜(?)と鶏肉の煮付け、私の好きなロール高菜 でした。333ビールを頼んだのに、間違ってタイガービールが 来て、1000ドン高い11000ドンでした。最後の夜だし、 1000ドンくらい贅沢しましょう。 21:00、ニャチャン着。やっぱり、素直にサイゴンまで 乗ることにしました。ダナンで一緒に降りようとしていた アメリカ人男性達は、韓国人学生(らしき)2人組と 意気投合して、4人でニャチャンで降りていきました。 心から、Have a nice trip! 今夜こそ、この列車最後の夜。1日くらい、1人で 寝たい!!と、鍵をかけてしまいました。だって、人目を 気にすることなく洗濯物干したりお金の整理したり したかったんだもの・・・。しかし、ノックの音が。渋々戸を 開けると、女車掌の人なつっこい笑顔。まあいっか、 女車掌にはお世話になったし。でも、もちろん彼女1人では 終わりません(^ ^;。結局、抵抗むなしく、今夜も 3人か4人部屋でした(^ ^;。 |
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「9・至福の時!」 6日目(11/23 Mon.) [82時間ぶり!] はっと目を覚ますと、ベトナムポップスが流れていて、 通路は妙にざわめいています。時計を見ると朝の5時! 部屋にはもう誰もいなくて、ベトナム語の放送が 「サイゴンにまもなく到着します(想像(^ ^; )」と 言っています。やったー、サイゴンだー!!と感激する間も なく、大急ぎで歯磨きをして、荷物の整理。外はまだ 真っ暗だけど、今までのような農村の風景ではなく、都会! 人が多い!電気がいっぱいついている!バイクが走っている! 確かに、サイゴンだ!! 5:12、サイゴンに到着!!やったー!!(T_T) 82時間ぶりに、列車から出ることができました! さあ、高級なホテルの高級なお風呂が私を待っている! 行きは物寂しかったサイゴン駅が、今は大都会の洗練された 駅に見えます! 乗客のみなさんは、特に盛り上がるというわけでもなく、 ひたすら疲れていました(私も(^ ^; )。ニューヨーカー 2人組が前日の夜に、払い戻しとか、延着証明を 出してもらおう、などと言っていて(私はこんなこと 思いつきもしなかったので、さすが訴訟社会のアメリカだーと 思っちゃいました)、多くの人はそのつもりで窓口に 並ぶようでした。とにかく1分1秒でも早く風呂に入りたかった 私は、ここでみなさんとさようなら。 (フエまでの切符だったので払い戻しもほとんどなかった のです。ニューヨーカーは、私の払戻額まで、ちゃきちゃきと 算定してくれました(^ ^; )1人で去る私に、 若夫婦その他の驚いた顔!方々さん達と、最初から 同行していたと思われていたのですね。だからみんな、 オーストラリア人1人旅女性のことは「勇気がある」 「アドベンチャーだ!」とか言っていたのに、私には 何も言ってくれなかったのか・・・。 [マジェスティック・ホテル] タクシーで、マジェスティックホテルへ。薄汚れた格好で 入るのは気がひけましたが、「高級なお風呂」のためです。 デイ・ユースのような利用ができるのか、1泊分の料金を 払わないといけないのか、それとも一切受け付けてくれない のかわかりませんでしたが、とりあえず、つたない英語で 訴えよう。 洪水で列車が立ち往生したこと、4泊も缶詰で、とにかく お風呂につかって清潔なシーツで休みたいこと、疲れきった 私を満足させてくれるのは、伝統あるこのホテルだけなんです ・・・ここまで力説する必要は全くなかったです(^ ^;。 最初から、そういう利用のしかたがあるんですね。ただ、力説の おかげで、ホテルの多くの人に覚えてもらえました(^ ^;。 5:30から15:00(時間は好きなように決められます) まで、ウェルカム・ドリンクと朝食バイキング付きで 40USドル!1泊分の料金130USドルを覚悟していた 私には、とってもお得なお値段! 部屋、ひろーい!ああ、清潔なシーツ、ふかふかの ベッド!(T_T)おお、バスローブがある!えー、この 部屋みたいなのがバスルーム?うわー、大理石だ! 蛇口やシャワーはフランス製の真鍮!このすりガラスのお魚、 バスタブに映ってお魚とお風呂に入ってる気分に なれるんだろうか???久しぶりのお風呂、もう幸せで 幸せで(^ ^)。お湯だー、シャンプーできるー、 両手で顔が洗えるー!!あまりの幸せに、1時間くらい お風呂につかっていました(^ ^)。こんなに肌触りの いいバスローブ、初めて!ああ幸せ(^ ^)。あまりの 幸福感でぼーっとしてたのか、つるっ、すってんころりん、 お風呂で滑って仰向けに転んで、おしりとヒジを思いっきり 打ちましたが(^ ^;それさえも幸せでした(^ ^)。 ベッドに大の字に寝ころんで列車の旅のことを思うと、 笑いがこみあげて、仕方なくなってきました(^ ^)。 こんなケッサクな旅行、ちょっとないよねえ(^ ^)。 列車に乗ること自体、予定外だったのに・・・そういえば、 飛行機に乗り遅れたのが全ての始まりだったんだ・・・。 ゆっくり休息してから、1階の「サイクロ・カフェ」で 朝ごはん(^ ^)。美味しすぎて幸せすぎて、何を 食べたのかさっぱり覚えていません。麺と野菜をたっぷり 摂った気はしますが・・・。サイゴン川沿いの トン・ドゥック・タン通りを行き来する、バイクとシクロと 自転車の群れ。サイゴンだなあ・・・無事に戻れてよかった、 体調崩したり、盗難にあったりしなくてよかった、 アクシデントにもいらいらしない人達ばかりでよかった、 ベトナム人も外国人も感じいい人達でよかった、 とにかく、よかったよかった(^ ^)。 |
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「10・ドンを使え!」 6日目(11/23 Mon.) [買い物に燃える!] 今更こんなことをお尋ねするのもなんですが、 ドン−>ドルの再両替って、普通にできたんですか? できないような話を聞いたので、とにかくドンを 使い切らなければ!と思ってたんです。列車に乗る前に 両替した残りのドンが、百数十USドル分残ってて(^ ^;。 毎日、食事と飲み物代、50000ドンくらいしか 使ってないですもん・・・ ゆったりと朝食を終え、10:00頃、外へ。今日は1日、 観光と買い物だ!グエン・フエ通りを突き当たりまで進み、 ベトナム航空へ立ち寄って、ドン・コイ通りへ折れます。 ドン・コイ通りに入ってすぐに、にぎわっている大きなお店を 発見!英語やフランス語の本が大量に積まれています。 可愛い絵本やちょっとした雑貨もいっぱい!ここがきっと、 スアン・トゥ書店なんですね?驚いたのは、英語のテキストの 多さ。ドン・コイ通りという場所柄、外国人向けかと 思ったのですが、観光客がテキストは買わないでしょうし、 これはベトナム人向けの物?私も思わず、2冊も 買っちゃいました。「タンタンの大冒険」がいっぱい! ベトナム版は、ありませんでした(;_;)。やはり、 考えることは皆一緒か・・・文房具もありました。 ベトナムの美しい建造物が表紙、中はフランス風横長方眼紙の ノートを2500ドンでたくさん買いました。 ドン・ユー通りに折れると、可愛らしいモスクがありました。 白とグリーンが爽やかで美しい。5日前に行った ヒンドゥー寺院はあまりにも違和感ありましたが、ここは、 熱心に手足を清める信者の方もいて、祈りの場という感じ。 ミフラープはミントグリーンで可愛い!信者の方とお話をして、 少ない信者ながらに毅然としたものを感じました。奥の方から カレーの匂いが漂ってきます!「カレー食べますか?」 おなかいっぱいだったので断りましたが、食べてみたかった! 信者用のカレー屋さんか何かがあったのでしょうか。 モスクの前には、洗練されたショーウィンドウの雑貨屋さん! セラドン焼きをメインにした食器を扱う 「セラドン・グリーン」は、おしゃれでステキ!ドンを使うなら ここだ!とばかりに、丼や小皿などを大量に買い込みました。 こんなに素敵なお店なのに、お姉さんは、快く店内の写真を 撮らせてくれて、感激。 [シクロマン] シクロにまだ乗っていないので、1度は乗ってみよう!と、 声をかけてきたシクロマンに「1時間だといくら?」と 聞いたら「やった!カモだ!!」と満面の笑みで「5ドル!」 ふーん、その半分くらいが相場なのかな・・・と思いつつ その場を離れようとしたら、甘かった・・・! シクロマンを避けてドン・コイ通りに戻り、美味しそうな ケーキ屋さん発見!「こってりしたケーキ」を渇望した 昨日を思い出し、思わず入ってしまいました。 ブラックフォレストケーキとロイヤルミルクティー、 美しいカップで出てきて感動!ちょっとこってりしすぎ だったかも(^ ^;。でも、美味しかったです。 ドイツ風ケーキの、このお店の名前は「グルメ・ロイヤル」。 ドン・コイ通りを2往復くらいして、買い物に燃えます。 銀や貝のブレスレット、布製の小物、食器、陶器入りの ジャム・・・いろんな物を買いまくりますが、なかなかドンは 減りません・・・これは、もう1度ベトナムに来いと いうことか・・・。 シクロマンは笑顔を見せながらついてきます。かなりの数の お店に出入りしたのですが、どんなにお店に長時間いても、 出ると必ずいる・・・その気もないのに、値段なんて 聞くんじゃなかった・・・シクロに乗るつもりでは あったんですが、もうちょっと、人を選ぶつもり だったんです・・・。 [レストラン13] 3軒くらいのレストランが客引きをしていて、シクロマンを 逃れるためその1軒に入りました。「13」です。 とりあえず、屋台以外の味が知りたかったのでゴイ・クオンと、 のどが渇いたので333を英語で注文して、「日本人?」との 日本語の問いに答えていると「あっ、日本語や! お姉ちゃん、日本人か?」うわー、こてこての「ナニワの おっちゃん」(^ ^;。久しぶりに日本語で話したいと 請われるままにおっちゃんとベトナム人男性のテーブルへ 移動。うわ、濃い!このおっちゃん、1度観光でベトナムに 来て雑貨の可愛さに惹かれ、今度は商売をしようと調査に 来ていた人でした。いかつい外観なのに、ベトナム雑貨の 可愛さがわかるとは、意外(失礼!)。仕事相手の ベトナム人男性が注文してくれ、ベトナムに来て 初めて(で最後)の豪華な食事!私が頼んだゴイ・クオン、 バイン・セオ、酢豚と全く同じ味で川魚の物、中華料理の お刺身ののったピーナツ入りサラダのベトナム風な物、 エビと青菜の炒め物!!美しい!いい香り!きゃーきゃー騒ぐ 私に、あきれるおっちゃん。 サラダ、美味しい!バイン・セオは、ガイドの写真で 見ていたのより、はるかにデカイ!モヤシたっぷりに パクチーたっぷり、あふれんばかりのビーフンと、まさに ベトナム版モダン焼き?ここで一番感動したのが、 エビと青菜の炒め物です。この青菜、私はカーネーションだと 思ったのですが、おっちゃんにバカにされた・・・つぼみや 小さな葉、まっすぐな茎、カーネーションにそっくり なんですよ・・・感動的な美味しさでした。ゴイ・クオンは、 やっぱりばしばし(^ ^;。やはり、これが本場の味 なんですね。おなかいっぱいになって「あの、いくら 払えば・・・?」「ええわ、そんなん。おごったるおごったる」 ありがたい・・・でもドンが減らない(^ ^;。最初、 あぶない人かと思ってめちゃめちゃ怖かったのですが、 すごく美味しくて楽しかったです。あんなこてこての 大阪弁の人、初めてでした(^ ^;。 [根負け] すっかり幸せになってお店を出ると、 げげ!シクロマンがまだいる! 負けた・・・「・・・1時間、いくら?」 「3万ドン(^ ^)(^ ^)(^ ^)」 |
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「11・シクロに乗って。」 6日目(11/23 Mon.) [シクロって、気持ちいい!] 2時間半もついてこさせて、申し訳なかったので、 値段交渉は、もうできませんでした(^ ^;。 1時間30000ドンというのはかなり高かったのでしょうが、 変なお店に連れていったり遠回りしたりしないで、 安全運転してね、ということで、ついに初めてのシクロ! わー、目の前が全部視界!四角い枠がない!! ゆっくりなんだけど、顔に当たる風が気持ちいい・・・! ああ幸せ(^ ^)。こんな気持ちいい乗り物、どうして 今まで乗らなかったんだろう? シクロマンの名は、ドイ・フォーさん。(もっと難しい 発音でしたが(^ ^; )なかなかいい人でした。 シクロに乗ったはいいけれど、特に行きたい所なかったんです。 あまり観光には興味ない方だし。そんな私に、いちいち ガイドを見ながら見所を説明してくれました。 [聖母マリア教会] 回ったのは、「聖母マリア教会」「中央郵便局」 「統一会堂」「ヴィン・ギエム寺」「玉皇上帝寺」です。 一つ一つ感想を書くと長くなるので省きますが、 一番感動したのは、聖母マリア教会でした。美しい教会なら これまでも見てきましたが、こんなに感動したのは 初めてです・・・なんででしょう。あまり人がいなくて、 薄暗くて静かで・・・そんな中、熱心に祈るベトナム人信者や、 マリア像や壁画に真剣に見入る欧米人の姿が心に強く 残っています。壁面いっぱいに敷き詰められた「MERCI」 「TA ON DUC ME」などの大理石版が、 とても印象的でした。 中央郵便局では、空港以外で初めて!というくらい多くの 日本人を見ました。みんな、ガイド見てる(^ ^;。 外では見にくいので、ここで、ということですね。 「統一会堂」は、絶対にガイドを付けるべき!私は 1人だったので、待つのがいやでさっさと行ってしまった のですが、ベトナム史を全く知らないので、何だかよく わからず、すごく後悔しました。日本語ガイドは常に いるようでした。女性職員のアオザイ姿、本当に 美しかったです!(*^_^*) フォーさんは、ただうろうろするのが好き、という私の 性格をよく理解してくれたようで、ちょっとした商店街とか ちょっとした市場とか、面白そうな所に連れていって くれます。他のシクロとすれ違う時、みんな「おっ! どうやって、そんないいカモ見つけたんだ?」という顔で 私たちの方を見る(^ ^;。確かに、シクロに乗っている 日本人というのは、見ませんでしたねえ。私は、タクシーよりも ずっと気に入りました(^ ^)。ちょっと可愛いお店を 見つけたらすぐに止まってもらえるし、なんといっても、 四角い枠のない、前面全部視界!!というのが最高でした。 夕方だったので、陽が落ちていく感覚を肌で感じられ、 風も心地よく、本当に気持ちいい!丁度ラッシュ時、交差点で 止まると、目の前にも横や後ろにも、数十台のバイクの群れ。 それが、信号が変わるといっせいに私に向かって突撃して くるような、あの感覚!こわいけど、気持ちいいー! しつこいようですが、サイゴンって木々が多くて、 その木々が、すごーく背が高くて、なんか、いいんですよ。 まだ11月なのに、クリスマス・ムードのお店も多くて、 本当に楽しかった! [やっぱり・・・] でも、やっぱり追加のお金を要求されました(ーー;。 ドライバー、通訳、ガイド、カメラマンとして私には 完璧だったので、チップをはずもうとは思っていた のですが・・・最後、ちょっと後味悪かったです。 でも、シクロでの4時間、私は大満足でした!辺りはもう 真っ暗、そろそろ帰国体勢に移るとしよう。 |
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「12・最後の夜。」 6日目(11/23 Mon.) [屋上のカフェで] マジェスティック・ホテル最上階の 「ラグーン・スカイ・カフェ」で、旅の最後を締めくくる ことにしました。うわー、すごくきれい!サイゴン川に 浮かぶ船上レストラン、行き交うバイク、対岸の景色・・・ 風が心地よい・・・本当に、来て良かったな、ベトナム。 ああ、帰りたくない・・・。 カクテルと、ちょっとした物が食べたかったので、 一番安かった3.5USドルのヌードルを注文。値段からして 小皿ものかと思っていたら、出てきたのはどーんと大皿に 山盛りのビーフン!この量は・・・!これが、本当に、 涙が出るほど美味しかったのです。野菜たっぷり、 チキンたっぷり、ああ旅の最後にこんなに美味しい物が 食べられて幸せ(T_T)。(食べきれなくて、いっぱい 残してごめんなさい)ホテル最上階のバーというと気を 遣いそうですが、従業員のみなさんはフレンドリーに お客さんの写真を撮ってあげていました。 [約束] フロントで荷物を受け取りロビーでぼーっとしていると、 いかにもベトナムの清楚なお嬢さんといった20才くらいの 従業員女性が「私は、日本語、ですか?」?「あなたは 日本人ですか?」かな?この女の子は,日本語を習い始めて 1ヶ月というHさん。これまで、こんなに可愛い女の子に 会ったことないというくらい、可愛いんです!はじらいというか はにかみというか、そういうのを含んだ笑みが、とにかく 可愛い!今の日本人に、こういう可愛らしさはないのでは ないだろうか・・・多分勤務時間中だったと思う のですが(^ ^;すっかり話し込んでしまいました。英語と 日本語ができれば仕事が得やすくお給料も増えるし お客さんにも喜んでもらえる、そして、いろいろな国の人と 話して世界のことを知りたい・・・日本って、どんな国? お寺や古い建物が多いんでしょう?憧れです、いつか 行ってみたい・・・次に私がサイゴンに来るときは、絶対 マジェスティック・ホテルに泊まるという約束をしました。 「それまでに、日本語もっとしゃべれるように,頑張って 勉強します(^ ^)」私も、英語勉強しなきゃ(^ ^;。 [またまた、タクシー!] 後ろ髪を引かれる思いで、タクシーへ。バイクが びゅんびゅん走り回る街を離れ、空港へと向かいます。 空港近くのカップルの群れにびっくり!「サイゴン版・ 鴨川カップル」か?(関西限定ネタですみません) 空港に着いたのは、20:30頃。メーターは6万ドンか、 こんなもんだろうな、と思いお金を出すと「8万ドン!」 ???「メーター、6万でしょ?」「通行料が2万プラス されるから、8万ドンだ」「2万もしない!(でも、いくらか 覚えていない・・・)」「いや、2万だ!8万払え!」 ・・・負けました。2日目にも通行料と称したお金を 取られたのですが、その時には、まさにゲートを通る時に 数千ドン払ったと思うんですけど・・・絶対に、2万ドンも しなかったはずだけど、自信がない・・・空港へ行く道路の 通行料は、本当はいくらだったんですか?私の勝手な 感想ですが、エアポート・タクシー、サイゴン・タクシー、 サイゴンツーリスト・タクシー、白に緑字のタクシーと、 覚えているだけで4種のタクシーに乗りましたが、 満足したのは、白に緑字のタクシーだけでした。 (もちろん、私の不慣れぶりが責任大なのですが) [機中で] 行きはJAL・VNの共同運行便で、JALの機体でしたが、 帰りはVNの機体でした。国内線乗れなくて、これで帰りも JALだったら哀しすぎなので、VNで良かった!搭乗時刻が 近づくにつれ、「どこにいたんだ?」と思うくらいの 日本人。人・人・人。空港係員の女性達は、他の国以上に 厳しかったです。 定刻の23:30、ベトナムを離れました。ああ、サイゴンの 灯りが遠くなっていく・・・さようなら、ベトナム。 そして、ありがとう。しかし、思い出にしんみり浸る間もなく、 隣の席の人とほとんど徹夜でお互いのベトナムの思い出話で 盛り上がりました!隣の人は、50前後くらいの年と 思われる、1人旅の女性。メインの行き先は、私が行きたくて 行けなかった、フエ!!やはり、フエでもすごかったそうで、 水に浸かりながら、辺りを歩いたそうです・・・すごい。 期待していたボート・ツアーは、やはり中止、フエ−サイゴンの 飛行機も飛ばなくて、困ったらしい。とりあえず、 飛ばないのを承知で空港まで行って交渉したら、フエ−ダナンの 空港間の車を出してくれて、ダナン−サイゴンの飛行機で サイゴンに戻れたそうです。なるほど、アクシデントの時は、 とにかく行動・交渉なんですね。 7日目(11/24 Tue.) [ありがとう!] 朝ごはんは、前日の夜に食べて大感動した、ビーフンでした! あっ、私の大好きな「カーネーション」が入ってる! やっぱり、美味しい(T_T)。久々に、感動するほど 美味しい機内食でした。しかし、私たちはおしゃべりの しすぎで、食べる時間がなくなってしまい さげられましたが(^ ^;。 この隣席の人と旅行の最後にお話できて、本当に 良かったです。私が行きたくて行けなかったフエ、大雨だと たいていの人が「最悪の旅行だった」と言いたくなりそうな ものですが、アクシデントを、それなりに楽しまれていたので、 聞いている方もすごく楽しかった。それに、ある程度の 年齢の女性が1人旅を楽しめる!というのも感動でした。 今のうちじゃないと旅行できない、というのは、勝手な 思い込みでしたね。何だか、勇気が湧いてきました。 6:20、何事もなく、無事に、関空着!この無事に着く、と いう当たり前のことを、こんなに幸せに感じた旅行は なかったです。そして、こんなに痛快だった旅行も(^ ^;。 短い6日間で出会った、全ての人に心からの「ありがとう」を 送ります。ここまで面白い旅行になるとは思っても みませんでした。初めて、大きなアクシデントを体験した のですが、周りのみなさんのおかげで、パニックに 陥ったりいらいらしたりすることなく、楽しむことが できました。アクシデント以外にも、周囲の人達に恵まれ、 本当にいい旅となりました。 行く前にアドバイスを下さったみなさん、こんな稚拙な 長文を最後まで読んで下さったみなさん、RESを付けて 下さったみなさん、本当にどうもありがとうございました。 「ベトナム初心者」の私に、これからもいろいろ 教えて下さいね。 |
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